弁護士に質問した私の日常の疑問

私の日常の疑問を、弁護士等の専門家に質問して、教えてもらったことを、自分の言葉に直して、簡単に自分なりに紹介(解説)しています。何か感想があれば、ご自由にコメントしてください。

自分の家に居候している人が、自分の物(または金)を盗んだ場合、処罰できるのか?居候が自分と血の繋がりのない他人だった場合と、自分と血の繋がりのある人だった場合の違いは?<親族相盗例>

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<質問の概要>


自分の家に住まわせている居候が、自分の物(または金)を盗んだ場合、

被害申告したら警察は取り合ってくれますか?




その自分の家に住まわせている居候が、

自分と一切血の繋がっていないが長年一緒に暮らしている人、

もしくは、

自分と血はつながっているが籍は外れている自分の子供、

だった場合では違うのでしょうか?



どちらの場合でも、親族相盗例が適用されて刑罰が免除されてしまうのでしょうか?



以上、よろしくお願いします。





<弁護士回答の概要>


親族相盗例が適用された場合、加害者が犯罪を犯したとしても刑罰が免除されます。



一緒に住んでいる、つまり同居しているという事実は、

親族相盗例の適用には関係ありません。



親族相盗例の適用は、加害者が、被害者の 親族 であることが要件となっています。



ただの他人の居候の場合は長年被害者と一緒に住んでいても適用されませんが、

自分の実の子の場合は籍が違っていても、

親子関係があるので適用されて刑が免除されます。




以上、参考までにお願いします。

 

 

<私の考え>



まず親族相盗例の説明ですが、親族相盗例は

親族間において窃盗などの一定の財産を侵害する犯罪があった場合、

刑罰を免除する規定です。


この規定により、例えば、子供が親の財布から金を盗んだ場合などは処罰されません。

加害者が、被害者の「親族」だった場合の話ですね。



そしてその「親族」とは、”直系血族・配偶者・同居の親族”を指しています。

簡単に言うと、配偶者を例外的なものとして、

被害者と血の繋がりのある人を指しています。

 

 

 

なので、自分(家主)の物を居候が盗んだ場合・・・



その居候が行く当てのない自分の友人とか知り合いだった場合は

どんなに長く一緒に住んでいても所詮被害者と血の繋がりのない赤の他人であり、

逆に、離婚の際に前妻に引き取られた子を自分の家に居候させていた場合は、

籍は違えど被害者と血の繋がりのある実の子供に違いないですね。



加害者が被害者(今回は盗まれた人)と、

“血の繋がりがあれば” 親族相盗例が適用されて、刑が免除されるということですね。




親族相盗例が適用されて刑が免除、つまり犯罪にはならないかどうかは、

弁護士の言う通り、

被害者と“長年同居しているかどうか”ではなく、

被害者と“血の繋がりがあるかどうか”による、ということです。



だから、家主と血の繋がりのない赤の他人が、人様の家で居候させてもらっている場合は、

長年住まわせてもらっているからといっても、

その家の家主と親族ではないので、自分の家と勘違いして、

冷蔵庫の中の物を勝手に漁ったり、

金を一時的に家主の財布の中から拝借しないようにして下さい。



家主が被害届出せば、受理されてしまう可能性が高いですので。。。

自分の血の繋がりのある親族が加害者であることが濃厚なら警察に適当にあしらわれて終わりですが。



・・・ということで、今回の記事は以上ですかね。

 

 

 

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