弁護士に質問した私の日常の疑問

私の日常の疑問を、弁護士等の専門家に質問して、教えてもらったことを、自分の言葉に直して、簡単に自分なりに紹介(解説)しています。

弁護士は内容証明郵便の作成“だけ”の依頼でも引き受けてくれるのか?

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<質問の概要>


弁護士さんに内容証明郵便の作成だけの依頼はできるのでしょうか?


また、もし受けてくれるのであれば

おいくらぐらいで引き受けてくれるのでしょうか?




以上、よろしくお願いいたします。






<弁護士回答の概要>


私であれば内容証明郵便の作成のみの依頼でも

受け付けています。


“弁護士名付き”ならば3~5万円で、

“なし”であれば2~3万円で、お受けします。



しかし、一般的に弁護士が内容証明郵便の作成のみの

依頼を受けることがあったとしても

弁護士名を入れてくれないことが多いでしょう。

(郵便の差出人は“依頼者の名前”ということで

書面のみ代わりに書いてくれるでしょう。)



以上、参考までに。





<私の考え>


まず内容証明郵便とは何か?というと、簡単に言えば

自分が、誰に、いつ、どんなことが、書かれた書面を出したのか

郵便局が証明してくれるし

郵便局の記録にも残る(5年残る)

特別な手紙、というか郵便です。




さらに、この郵便をなんのために使うのか?というと

おもに裁判(民事訴訟)になった時の証拠として残すために使います。




例えば、相手と売買契約を結んでいたが、(こっちが買う人、相手が売る人)

こっちは、すでに金払ったのに

相手が品物をなかなか引き渡さないので、

こちらから、その契約を解除して

相手に裁判を起こしてすでに払った金を返してもらおう、と思った場合・・・




裁判を起こす前に

「契約を解除します。これで契約は無くなったので、すでに支払った金を返せ」

「・・・でないと裁判を起こしますよ?」

と相手に通知する必要があります。


 

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しかし、口頭や普通の手紙で、そのことを相手に通知しても

裁判になった時に、「そんなこと聞いていません」と

シラを切られる可能性があります。

なので、郵便局の記録に残る、この内容証明郵便を使って

相手に通知します。




その内容証明郵便の記録が裁判になったら、

相手に通知したという重要な証拠になるのです。

(けれども内容証明郵便になんら法的な強制力はありませんが・・・)






このような内容証明郵便なのですが、

その書面を自分が書いて作るより

弁護士や行政書士(または司法書士)などの

士業の人に書いてもらった方がいいと思います。





なぜなら、こういった法律の専門家に依頼して、

内容証明郵便の書面を書いてもらい

弁護士や行政書士の“先生の名前”で相手へ郵送してもらうと

相手に心理的なプレッシャーを与えることができるからです。





「こっちは法律の専門家も付けているし、

いざとなったら本気で裁判を起こしますよ!!」

とチラつかせる、といった感じですね。




しかし、行政書士は裁判に代理人として参加することはできない等

弁護士より業務の範囲が狭く、

ネーム力が弁護士より少々劣るのですが(こんなこと言ってすみません)

そんなことを知らない相手であれば (大抵知らない、と思う)

弁護士名と同様に、行政書士名が

内容証明郵便の、通知書の書面と、送る封筒の裏側とかに

書いてあって送られてくれば相手は結構ビビるみたいです。


行政書士さんが実際にこう言っていたのを聞いたことがあります。)




上手くいけば、裁判をせずとも、相手が

こちらの要求に任意に応じてくれることでしょう。


しかし、内容証明郵便を使うことで

相手の神経を逆なでしてしまうこともあるので

(そこまでするのか~(# ゚Д゚)、と思うでしょう)

本当に内容証明郵便を使うべきか?

また、法律の専門家に依頼すべきか?

よく考えた方がいいでしょう。






それで今回の質問と、回答の話ですが、

私自身ちょっと調べた感じでは

弁護士はやはり内容証明郵便の作成“だけ”の依頼というのは

嫌がる傾向がありますね。





弁護士さんに仕事の依頼をするのなら

裁判(民事訴訟)になること前提でないと金にならないし、

弁護士も内容証明郵便作成のみの依頼では

あんまり金にならないですし

一々そんな依頼を受けているほど暇ではないのでしょうね。




そういうことを考えると

まぁ、やはり積極的に内容証明郵便を作成してくれるのは

行政書士だと思います。

行政書士名付きで大体3万円以下でやってくれます。

弁護士に頼むよりは安いでしょう。

まぁ代書屋さん(書類を代わりに書くの専門)、ですから

そういった仕事がそもそも本業ですからね。




ただ、行政書士の肩書で郵送して

相手がビビるのか、どうか、ということもありますし

最初から裁判にまでもつれこむだろう、と予想しているのなら

弁護士に、裁判になること”こみ”で依頼するべきですね。。。。。






そもそも当たり前のことですが

内容証明郵便は、誰に頼まずとも

自分で書いて作成して出してもOKですが、

それだと、やはり裁判の証拠がちゃんと残る、というだけで

なんら相手に対するプレッシャーにはならないかもしれませんね・・・




・・・やはり内容証明郵便に法律家の肩書は欲しいですし

書面の内容に関しても、多少は問題ないか

チェックして欲しいですし

普段から内容証明郵便を書きなれている

士業の専門家にまかせた方がいいでしょう。






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これ一冊あれば内容証明郵便については

十分な知識が得られるでしょう。




専門家に依頼するにしても、

自分でがんばって書くにしても

内容証明郵便の基本的な知識ぐらいは持っていたいものです。