弁護士に質問した私の日常の疑問

私の日常の疑問を、弁護士等の専門家に質問して、教えてもらったことを、自分の言葉に直して、簡単に自分なりに紹介(解説)しています。何か感想があれば、ご自由にコメントしてください。

一言だけ、口頭で「死ね」または「殺す」と、人に面と向かって言ってしまった場合でも、言われた人(被害者)から、その場で警察に通報されたら、“脅迫罪”として言った人は捕まってしまうのか?

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<質問の概要>

 

 

一言、口頭で

相手に「死ね」とか「殺す」と

面とむかって言ってしまった場合に

その場で

言われた相手(「死ね」、または「殺す」と言われた人、つまり被害者)から

警察に通報されたら

言った人は脅迫罪で捕まるでしょうか?

 


以上、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 


<弁護士回答の概要>

 

 

「死ね」や「殺す」と言ってしまった人が

実際に警察にその場で捕まるかは分かりません。

 


しかし、

一言、二言そのようなことを人に向かって

言ってしまったとしても

脅迫罪は成立しないように思います。

 


以上、参考までに。

 

 

 


<私の考え>

 

 

弁護士さんにもう少し詳しく聞いてみたのですが

通常どうやら実際に警察を呼んでも

その場で相談にのってくれたり

事情くらいは聞いてくれるかもしれないが

警察は、

一言二言程度「死ね」とか「殺す」と

相手にむかって発言した人を

それくらいのことでいきなり

その場で逮捕したり連行したりは

しないということです。

 


「死ね」「殺す」の単語だけだと

相手に対する明確な殺意がない、と思われるみたいです。

具体的に、どのようにして「死ね」とか「殺す」とか

相手に言わないと立件は難しいみたいです。

 

 


あと弁護士さんが、

もしも通報したとしても

実際に警察が「死ね」「殺す」と言ってきた人を

捕まえるかどうか分からない、と言って

捕まえる可能性も多少ほのめかしているのは

たとえば

人にナイフなどをつきつけて「死ね!殺してやる」と言っている

状況であれば

明確な殺意が感じられて

言われた人はおびえるので

冗談や一時的な感情でつい言ってしまったとかの類い(たぐい)

ではないので

言ってきた人を脅迫罪などとして警察はその場で捕まえる、ということです。

 

 

 


しかし、友人同士のケンカのやりとりで

「死ね、バーカ!」と言ったりするくらいのことなら

多くの場合警察は取り合わないでしょう、と

そのようなことも弁護士さんは以前言っていました。

 


・・・ちょっと他にも

いくつかそういった同じような事例をあげてみましょうか。

 

 


法律相談で読んだ話ですが、

相談主が、

知り合い同士の集まった酒の席で

ちょっと口喧嘩になってしまい

知り合いから「おまえのこと殺してやりたい」とか言われて

ののしられたケースでも

弁護士さんいわく

それくらいのことで警察に行って脅迫として相談しても

知り合い同士の“酒の席”での口論ということで

真剣な脅迫とは警察に思われず

取り合ってくれないでしょう、みたいなことを言っていました。

 


それに口頭で言われたということで

その場で録音していたわけでもないので

明確な証拠も残っておらず事件化は難しい、とも言っていました。

 


酒が入っているなら何を言ってもいいのか?

それに知り合いといっても

酒の席で

イヤイヤつきあいで一緒に飲んでいる場合もあると思うので

そういう時でも警察は取り合ってくれないのか?とは思いますが・・・

 

 

 


また、他に実際にあった話で

(今度は逆に脅迫してしまうケース)

相談主が

同じ町内に住んでいる人と口論になって

つい「殺すぞ」と一言、言ってしまって

相手から「被害届を出してやる!」と言われて

どうしたらいいのか悩んでいました。

 


それで弁護士さんいわく

警察はそんなことで被害届は受理して事件化することはないから

気にしないでいいとか、言っていました。

 

(これも録音されたりしていなければ証拠も無いですし

「殺すぞ」と自分が言ってから月日がたっていれば

放置しておいても問題ないですね)

 


・・・しかし、そのあとなぜか相談主は

みずから交番へ行って警察官に直に

「同じ町内の人に、つい“殺すぞ!”と言ってしまいました」と

罪悪感?にかわれて自首するみたいに

一連の出来事を告げたのですが

そしたら警察官から

「その町内の隣人さんを殴ったわけでもないので大丈夫ですよ」

といわれたらしいです。

 

 

 

 

最後にとりあげる事例では

相談主は、学校の先輩から

「階段から突き落としてやる」

「お前の頭かち割ってやる、死ね」などと言われた人が

警察へ脅迫罪で被害届を出そうとしたら

「いじめで“死ね”と言われたとしても

そんなんじゃ脅迫にならないでしょ?」と言われて拒否されたらしいです。

 


このように警察はなかなか動こうとしないことがあります。

こういう場合は本気で刑事手続きを望むのなら

弁護士をつけて告訴手続きまでしないとダメですねぇ。

 

 

 


しかし大丈夫な可能性があるからといって

普段から人に「死ね」とか「殺す」とか気軽に言わない方がいいでしょう。

(ちなみに、こういう言葉を“害悪の告知”と言います)

万が一にも被害届が受理されてしまい

あとから警察から事情が聞きたいとか言われて

呼び出される可能性だって完全に否定できませんし。

普段から言葉には気をつけて人ともめないようにしましょう。

 

 

 

 


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