弁護士に質問した私の日常の疑問

私の日常の疑問を、弁護士等の専門家に質問して、教えてもらったことを、自分の言葉に直して、簡単に自分なりに紹介(解説)しています。

おすすめの戦国時代末期の焼き物マンガ “へうげもの”  あらすじ、と感想

 へうげもの(1) (モーニングコミックス)

 

 

この漫画、、、、以前アニメにもなったのですが、

漫画もアニメもどっちも全部見ました。

 

結構前のことになりますが。

なんか、この前、近所の家から夫婦喧嘩かなにかで

食器が飛んでくるという話の記事を書いていたら

 

 

こんな記事を書いてた ↓

 

なぜか急にこの漫画のこと思い出したので(食器→焼き物つながりか?)、

その漫画の

あらすじ、とか、感想とか書いていきましょう。今回は。

 

 


まぁ内容は、私のうろ覚えの記憶によりますので、

多少、(多少で済むのか?)思い込みとか勘違いがあっても

そこらへんは勘弁してください。

まぁこの記事を読む人もそんなにいないと

思いますので気楽に書いていきましょう!!

 

 

 ・・・・・・以下おもにあらすじ

 

 


主人公は、織田信長に仕える、ほどほどの身分の武将である

古田サスケという名前の人です。

(のちに、古田オリベという名前になります。)

架空ではなく、実在の人物です。

 


このサスケ、武将なのに焼き物とか陶器とか、そういった芸術品が大好きで

茶の湯にも興味を持っているのですが

世は戦国時代まっただ中ですから、そういうのはまわりから軽視されて

サスケ自身も、自分は織田家に仕える武将だし

そういうことに極力うつつを抜かさずに

しっかりしなければならない、と自覚していたのですが、、、、

 


ある時、敵武将だったかを、本拠地まで追い詰めて

発見して首を取ろうとしたときに

その武将から

「コレあげるから、俺のことを見なかったことにして逃がしてくれ!」

と懇願されて、サスケは目がくらみ

名器の焼き物だったかを一つと引き換えに

魔が差して秘密裏に逃がしてしまいます。

 


そういうこともあり、

「あ、俺、武の道よりも、こういう自分の趣味を重んじる人間なんだ・・・」

と、だんだんと自覚していくことになります。

 

 

 


また、当時、日本の茶道で1番偉い人である千利休と出会い

いつの間にか、サスケはその弟子になって

深く茶の湯の道に入り込むことになります。

 

それに、だんだん千利休が出てきた頃から、茶道は他の武家との付き合いの上で

必要なものとなっていき重要視されていき立場を確立していきます。

 


そして、千利休から、物事のワビサビを厳しく学ばせてもらい

今までの、知識だけの上っ面の自分の薄い芸術観を捨てて

物事や芸術を深く見極めて、自分なりの芸術観を考え出していくことになります。

そして、そのことが、のちに

サスケオリジナルの新しい価値観の焼き物を

作り出していくことに繋がるのです。。。。。

 

 


そして織田が本能寺にて討たれた後は

それなりに付き合いのあった秀吉がトップに立ち

サスケはその秀吉に仕えることになります。

そしてそのころにサスケ改め、オリベ(織部と名乗ることになります。

 

(・・・以後記事内では主人公を、

サスケではなく、オリベと呼びます。)

 


また秀吉が天下人になったときに

オリベの師匠である千利休が秀吉の側で

秀吉に茶の湯とかを教えるのですが、どうもお互いにウマがあわず、

いろいろあって千利休と秀吉の中が悪くなり

秀吉は、千利休切腹を申しつけます。

 


そしてその際に、秀吉は、

千利休の首をはねる介錯

千利休のほぼ1番トップの弟子であるオリベを指名します。

(・・・秀吉なりにいろいろ苦悩して介錯役にオリベを指名した

オリベ、への嫌がらせではない)

 


それでオリベは仕方なく、茶の湯

他にもいろいろ焼き物とかワビサビとか芸術について

指導してくれた師匠である千利休のクビを落として

筆頭茶道の座、、、、、、

つまり、当時の日本の茶道界において1番偉い人になってしまいます。

1500年代末期の話です。

 

(漫画ではオリベが千利休介錯をしますが、

現実というか史実では、

オリベではなく、別の人が千利休介錯をしたらしいですね。

でもオリベが千利休亡き後に、筆頭茶道になったのは本当。)

 

 

 


そして、オリベは、茶道筆頭になって、それなりに力を得たその頃から、

千利休の弟子であった若い頃から考えていた

千利休の教えを尊重しながらも、千利休とは違い

自分の趣味に合った「乙」な(B級、つまり庶民的な)茶器や食器などの

焼き物を作り出してみたいと思い、試行錯誤を始めます。

 

(・・・千利休は、地味で質素で厳格な芸術風情を好んだが、

オリベは、もうちょっとクダけた感じの、庶民的な芸術風情や趣を好んだ。)

 


オリベが考えていた焼き物は、

均整の取れた形の良い焼き物では、つまらないので

偶然ではなく意図的に人の手によって

器にゆがみを加えた、変形させた形の面白い焼き物を作り出そうとするのですが、、、

器となる粘土?にゆがみをつけて、そのままカマで焼くと

割れやすくなり、焼きあがっても、すぐに壊れてしまうので

なかなか最初は上手くいきません。

 


つまり、日本にある焼き物を焼くカマでは

無理だということにオリベは気づいて

秀吉が死ぬか死なないかの頃にあった朝鮮出兵のさなかに

ドサクサに紛れて

オリベ自身も朝鮮へ渡って、朝鮮の発達したカマの技術を

目で見て盗んできます。

もちろん日本側には秘密で、何人か仲間を募って渡ります。

(史実で、本当にオリベ自身が朝鮮へ渡ったかは知りませんが。。。。。)

 


現地で、原住民に殺されそうになりながらも

なんとか、無事?(犠牲者は何人か出ましたが)帰国して

最先端のカマの技術を取り入れることができて

オリベ自身が、目指していた茶器やら食器やらを作り出すことに成功します。

 

 


そして、秀吉が死んだのち、徳川の世になった1600年代初頭の頃には

オリベが開祖の 織部焼 がちまたで流行することになります。

いくつか、それがどんなものか載せておきましょう。

 

bloom 美濃焼 織部間取花 マグカップ 89800

bloom 美濃焼 織部間取花 マグカップ 89800

 
瀬戸焼 中島塩草 3.5 小皿 織部 鉄絵 004-0015a

瀬戸焼 中島塩草 3.5 小皿 織部 鉄絵 004-0015a

 

 

 見れば分かると思いますが、

食器にさきほども述べたゆがみが加えられていますし

 

なんというか色も、白と緑の2色で整えられていて綺麗ですね。

オリベが好んだ色合いみたいです。いい趣味してる。

 


そして黒筆でササッと簡単に描いたような絵は

有名な画家が描いたような複雑な絵よりも

庶民がイタズラに描いたような絵の方が

飾らずに「乙」な様(庶民的な様)を引き立てる、、、、とオリベは考えたようです。

 

 


それでオリベは、秀吉の死後は、

うまく徳川派の方につくことができるのですが

やはり秀吉と生前仲が良かったこともあり

裏で豊臣方とも繋がっていて、

豊臣が完全に徳川につぶされないようにするために

秘密裏にがんばっていたのですが

それが徳川方にバレて、最後には 切腹を命じられてしまいます。

 


まぁそれでも、サスケ、つまりオリベは70歳ほどまでは生きたので

当時としてはかなり長生きしたのだと思いますが・・・・

 

 

 


それで、史実ではオリベの死後、史実ではたしか

いったん織部焼の流行は去ることになるのですが、

また百年くらいしたあとから、じわじわと流行出したりします。

 


1580~1615年頃の時代を、古田サスケないし、

古田オリベという変わった武将を中心として、

織田~豊臣~徳川への時代の流れと

織部流の焼き物の発祥 がおもしろ分かりやすく描かれており、

大変良かった。

 


私はアニメから入ったクチですが、(アニメは音楽と演出が素晴らしい)

漫画から入っても問題ないと思います。

というか、その方がアニメより細かい内容が分かっていいと思います。