弁護士に質問した私の日常の疑問

私の日常の疑問を、弁護士等の専門家に質問して、教えてもらったことを、自分の言葉に直して、簡単に自分なりに紹介(解説)しています。

店員が間違って、客にお釣りを少なく渡してしまいレジにプラスの誤差が出た場合に、そのプラスとして出た金を客に返さず、店側が自分のものにしてしまったら、犯罪として警察に捕まるのか?

 

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コンビニでバイトしている人とかなら知っていると思いますが、

1日に1回、店にある金を全部数えて、

売上の報告書を作ったりするのですが

(精算業務といって、そこの店の店長かオーナーが毎日やっている)

その時にレジの中の金も全部数えて

本来レジに入っているべき金と

実際にレジに入っている金との誤差を計算します。

 


それで実際にレジに入っている金が1000円多かったりして

プラスになっていた場合

大抵のフランチャイズのコンビニ店では

そのプラスになった金をレジから抜いて

貯金箱みたいな缶の中に保管します。

 


そして次の日にレジの中の金がマイナスになっていた場合の時に

その缶の中に入っている、

今までレジがプラスになった時に抜いて貯めていた金から補充して

レジに加え、レジを+-0の正常な状態にしています。

 

 


しかし、よく考えてみれば分かるのですが

そのレジのプラスになった金というのは

そもそも、その店の店員が客に渡し忘れたお釣りであることが多いでしょう。

(・・・というか、そうとしか考えられない)

バイトのレジでの釣り銭の数え間違いで

お釣りをお客さんに少なく返してしまい、

その結果レジの中の金がプラスになってしまった、、、と。

 


それなのに店側が、そのプラスになった金、

つまり本来客に返すべき金を

店の金としてレジのつじつま合わせのために使ったら

占有離脱物横領罪か(遺失物横領罪ともいう)

詐欺罪になるのでは?と思いました。

本来交番にさっさと持って行くべきだろ

そのプラスになった金を客の忘れ物として、、、と思った。

 

 


それで実際に 弁護士に、店がこういうことやっているのが

警察にバレたら、事件として警察は立件してくれるのか?

聞いてみました。

 


そしたら

「レジの誤差でプラスが出た場合、

本来そのプラス分のお金はお客さんに返すべきものであって

これを店側が取得すると、

たしかに理屈上、占有離脱物横領などの罪になる可能性はあります。

しかし、そのプラスとしてレジに出たお金が

どのお客さんの分かが、

分からなければ(特定できなければ)

実際に警察に立件されることは、まずありえないでしょう。

と言っていました。

 

 


さらに詳しく聞いてみると

「あとから、

お客さん自身がお釣りを少なく渡されたことに気づき

店に対して、渡してもらえなかったお釣りを請求(催促)すれば、

プラス分の誤差のお金が、誰のものか、特定されるので

そのあとに店がそのプラス分の金を使った場合には

店は罪に問われるでしょう

みたいなことも言っていました。

 

 


たとえば、1日に数千円とかの大きなプラスの誤差が出て

客も気づいて「返せ」と店に電話かけているのにもかかわらず

店がシラを切って返さなかったら、

それはさすがに警察に通報されて調べられたら

立件されてしまうってことですかね、おおざっぱに言うと。

 

 


数百円ぐらいの少額であれば、あきらめた方がいい時もありますが

客の立場であって

もらったお釣りが少なかったことに、あとから気づいて

もらえなかったお釣りの分を、ちゃんと返してほしければ

できるだけ早く、できれば当日のうちに

店に電話したほうがいいですね。

 

 


店の1日のレジの精算が終わって、後日に

「お釣り全部もらえなかったから、もらえなかった分払って」

と、店に問い合わせても

店側もその客が言っていることが本当かどうか

ちゃんと調べることができにくくなります

当日中に問い合わせて

お釣りの支払いを求めるのであれば

店側としても防犯カメラの映像や、客の持ってきたレシートから

その客が本当に店に来店したのか、

その時にどういうレジのやりとりをしたのか、など

調べることができます。

 


それに当日中であれば、問い合わせに基づいてレジ点検をして

本当に客の言ったとおりの

返してもらえなかった分のプラスの金の誤差が出ていれば

客の言い分を、店側がスムーズに信用して

レジの釣り銭ミスを素直に認め、

すぐにでも、返してもらえなかった分をお釣りを払ってくれることが多いでしょう。

(というか普通の店なら、そうする)

 


なので、すぐに釣り銭が少なかったことに客が気づいて

勇気を出して、当日中に店に申告すれば

スムーズに返してもらえる可能性は高いですが、、、、、

翌日とか後日になってから

やっぱり返してもらえなかった分、返してもらおうと思って

店に問い合わせてみても

「分からない」または「誤差はなかったと思う」とか

言われることも多いだろうし

店側としても、客の言っていることが本当かどうか


(その客が本当に来店したのか?

本当に店員が釣り銭を少なく渡し間違えたのか?)


もう調べようにも、調べられない、、、ってことがあるでしょう。

 

 

 


しかし、

店側が客の言っていることが本当かどうか調べようと思っても

証拠もなくなってしまい、店員の記憶もあいまいになって

ちゃんと調べられなくなってしまい

実際にレジのその日の金の誤差がプラスになっていたとしても

どの客に返しそびれたのか金なのか、

分からなくなってしまえば(特定できなくなれば)

そのプラスとして出たレジの金を店のものとして扱っても

理屈上その行為が罪に該当しようが

警察が事件化することはありません。

 


ということで、

どこぞのコンビニの店長さんやオーナーさん達はよかったね、

おめでとう。

 


ただ、あなた方がごく普通に毎日息を吸うようにやっている行為は

理屈の上では一応犯罪なんだよ、ってことだけは知っておいてもらいたいです。

 


調子に乗っていたら、

客から本部に「横領しているんじゃないのか?」っていうクレームを送られますので。

 


ちゃんと大きなプラスの誤差が出たら

懐に入れないで交番に持って行け。

 

 

 

*** おすすめの本 ***

 

 

 

 スーパーでチェッカー(レジ打ち)やっている人が主人公の漫画。

たぶん(というか、ほぼ間違いなく)著者の体験談だと思います。

 


私も昔、スーパーでチェッカーやっていたことがありますが

自由にトイレに行けないのでつらかった記憶があります。

あとレジの操作がコンビニのレジより面倒。

魚の切り身や、野菜のレジ登録の手間がかかりすぎるし、

割引もいちいち手動で入力しないといけない。

 


あと、このマンガに描いてある以上にヤバい客は多いです。

それに客だけではなく、同じ職場のバイト同士もギスギスしているし

最悪だった、ので、もう二度とスーパーでバイトしたいとは思わないです。

 


・・・・現実に、マンガの中に描いてあるように

レジ打ちのバイトふぜいが、客に生意気なことを言ったら

即、名指しでクレームを書かれてスーパーの掲示板に張り出されるわ~、と思った。